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仕入先でこの貝を見つけたとき
思い出しました♪
サウジアラビアのジッダに
1か月ほど過ごした時のお話。
ジッダから 車で数時間 砂漠の中を走ると
紅海に出ます。
そこで 採れる貝の中に
表面がサザエに似ていて
サザエのような角角がついていない貝があって。
それを持ち帰って
中身を食べて
熱湯消毒をした後
ヤスリで 根気強く磨いていくと
この写真のような 美しい姿が現れます。
もっと虹色をしていたような記憶もあるのですが・・・
みんな このように美しい姿に磨いて
「宝貝」と呼んでいました。
ちなみに
サウジアラビア国内のそれぞれの砂漠の砂で
砂アートを制作している方もおりました。
もう何十年も前のサウジアラビアは
道路がなんとか作られたばかり。
信号機はしょっちゅう 故障。
その中で ささやかな楽しみを見出して
皆さん、生きておりました。
本当に過酷な暑さとよく理解できない文化の違いと
20歳そこそこの私には
「怖い」というのが第一印象でした。
夜明けとともに 響き渡る
モスクからの 大音響のマイクから街全体に流れる
お祈りの声も
ドスがきいていて
1か月間 決して慣れることなく
その声で飛び起きたものでした。^^;
5月の終わり
仕入先は 夏の作品にむけて
たくさんの海のグッズが棚にならんでおりました。
その中で 1個売りで ぽつんと置かれていたこの貝を見つけて
数十年も前へ
記憶が飛んでいきました。
忘れていた・・・・
遠い昔にみた・・・・
紅海。
****
今日は 涼しいと感じます。
ご依頼いただいた
赤いバラでのプリザの制作をします。
定期的にオーダーいただけて
感謝です!
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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